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右麻痺と左麻痺ではリハビリ内容が違う

スタッフブログ

こんにちは。
リハビリセンター岡崎駅前の飯塚です。

今回は“右麻痺と左麻痺ではリハビリが内容が違う!?”をテーマに話をしたいと思います。


まず脳は右脳と左脳といった形で、左右が分かれております。
右脳の主な機能としては、注意機能(なにかに注意する力)空間認知能力(左右の空間を把握する力)
左脳の主な機能としては、言語機能(言葉をを理解する力や言葉を使って話す力)が挙げられます。

 

 

またポイントとしては右側に麻痺がある方は、右側の脳が損傷しているのでなく、
反対側の左側の脳が損傷していることがほとんどです(詳しい説明は、また次回)。

 

そのため、右側に麻痺がある方のなかには、左脳の機能である言語機能が低下し、“失語症”といって、言葉を理解したり、話すのに障害をもった方がみえます。

逆に、左側に麻痺がある方のなかには、注意機能が低下し、“注意障害”、空間認知能力が低下し、“半側空間無視”といった障害をもった方がみえます。

 

失語症、注意障害、半側空間無視といった障害を一般的に“高次脳機能障害”と言います。

これだけ見ても分かるように、どちらに麻痺があるかだけでなく、高次脳機能障害についても考慮しなければなりません。

麻痺の改善に向けて行うトレーニングは、その方の麻痺の程度に加え、高次機能障害の症状も見て調整する必要性があります。

 

右麻痺、左麻痺の方で同じ動作練習を行うにしても、

右麻痺の方では、言語機能が低下していれば、こちらからの指示に対しての理解が不十分で運動の理解が十分にできない恐れがあるため、本人さんに分かりやすい言葉を使ったり、ジェスチャーも入れて運動を教えていきます。

左麻痺の方であれば、特に左側空間に注意が向きにくいことがあるため、注意を喚起するような声掛けを多くしていきます。

他にも例を挙げるとキリがありませんが、このように右麻痺、左麻痺の方でリハビリの内容が変わってきます。

 

 

リハビリセンター岡崎駅前では、

脳梗塞を発症したのが左側の脳なのか、それとも右側の脳なのか、

高次機能障害がでているのか、整形的な疾患が動きを妨げているのではないか、

などの様々な要因を考えてリハビリプログラムを組み立て

時には、手で動作を誘導しながら運動の学習をしていただいたり

時には、利用者ごとに合わせた、わかりやすい言葉を駆使してアプローチしたり、

以前ご紹介したようなタブレットなどの道具を使用したり、

 

ホームエクササイズの指導をして継続した効果を狙っていくなど

利用者様の 動きの上達を徹底サポート させていただいております。

 

私たちは、動きと脳のリハビリ専門家として

オーダーメイドのリハビリを常にご提供しております。

そして、利用者様がリハビリセンター岡崎駅前という「動きの教室」で

体験して感じた言葉の1つ1つを大切にしていきたいと考えております。

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