自主トレの大切さ(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血の方に向けて)
こんにちは。
リハビリセンター岡崎駅前の飯塚です。
季節が秋から冬へと変わりつつあります。
そして、私がリハビリセンター岡崎駅前で働き始めて、半年が過ぎようとしています。
この半年間で特に脳卒中の後遺症(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血)の方を多くリハビリさせていただき、利用者様と関わるなかで、自主トレの大切さを強く感じるようになりました。
今回は 自主トレの大切さについて の話になります。
当センターを利用される方は、週1~2回の頻度で、1回のリハビリ時間が90分~120分のご契約が多い状況です。
リハビリ時間に運動をするのは当たり前ですが、そのほかの時間(家で居る時間)での運動も非常に大切になってきます。
こちらで動作に改善がみられる方の特徴として、当センターでのリハビリに加え、自宅にて毎日1時間程度、自主トレを行う方に関しては、毎週のように小さい変化がみられます。
小さい変化の積み重ねが、1つ1つの動作の改善に繋がってくるものと考えます。
また、自主トレをしっかりと行うことで、利用者様に “主体性” というものが生まれるのではないかと考えます。
自主トレを続ける事で、利用者様自身の意志で、改善に向け運動をしようとする気持ちが出てくるものと感じます。また自主トレを行う習慣がつくと、自己身体の変化も感じやすくなるかと思います。
リハビリに対して、『やってもらう、任せる』ではなく、自ら1つの動きに対し疑問を持ったり、自己身体に注意を向けるなど、主体的になることで改善につながってくるように感じます。
リハビリを実際に受けるなかで即時的に良くなる動きも、もちろんありますが、ご自身が行う運動(自主トレ)で、長期的に見て、良くなる要素もたくさんあるように感じます。
自主トレを行っていくなかで、 ”量” の確保が重要です(ただ、やり過ぎには注意が必要)。
ただ間違った運動や方法で行っていても効果は出づらいです。
そのため、わたしたち、動きの専門家が的確なアドバイスをさせていただきます。
また、リハビリセンター岡崎駅前では1回のリハビリ時間が90分以上のご契約の方に関しては、近藤/飯塚の2人体制でリハビリをさせて頂いております。
利用者様お1人に対し、2人の専門家の視点を合わせて、リハビリを行い自主トレも指導させていただきます。
ここで自主トレを行う上での大切なポイントを紹介いたします。
よく聞かれる 5W1H の考え方が自主トレでも重要かと思います。
5W1Hは、
- Who・・・だれが
- Where・・・どこで
- What・・・なにを
- Why・・・なぜ
- When・・・いつ
- How・・・どのように
これを自主トレに置き換えると、、、
- Who・・・もちろん、ご本人様
- Where・・・家のベッド/リビングの椅子/廊下の手すりのある場所 など
- What・・・自主トレメニュー
- Why・・・自主トレの効果
- When・・・夜寝る前/お風呂から出た後/食後 など
- How・・・自主トレの方法、回数、頻度
に変えられるかと思います。
上記を意識してもらい、1日のスケージュールの中に、自主トレ時間を上手く組み込むことが重要かと思います。
リハビリセンター岡崎駅前では、
自主トレ指導に力を入れております。
リハビリの際に行った練習から、安全面も配慮した上で家で取り組める形にして直接細かいやり方、効果/注意点等をお伝えして個別性のある自主トレを指導させていただいております。
また、方法を忘れないように紙にして、分かりやすい形にしてお渡しすることもあります。
※下の図は、例になります。
時には、自宅まで訪問させていただき、どこでどのように自主トレを行うかについても、細かく指導を行うこともあります。
あとは、youtubeでも自主トレ動画といった形で配信も行っております。
このように、リハビリセンター岡崎駅前では、自主トレを大切にしており、
利用者様がリハビリに対し依存的になるのでなく、主体性を持ってもらう形を重要視し、サポートを行っております。
マンツーマンのリハビリを受けたい方、脳卒中の後遺症(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)、病院退院後のリハビリでお悩みの方は、お気軽にご連絡ください。
是非私たちを頼っていただいて、一緒に動きの改善・上達を目指しましょう。
リハビリセンター岡崎駅前
〒444-0813
愛知県岡崎市羽根町字池下59-1
JR・愛知環状鉄道線「岡崎駅」東口より徒歩6分
電話:0564-79-9800