~自主トレ~脚を正確に動かす練習(脳卒中、脳梗塞、脳出血の方に向けて)
こんにちは
リハビリセンター岡崎駅前の飯塚です。
当センターは、令和3年2月からリハビリ特化型デイサービス(介護保険)がスタートしております。デイサービスは5月から要支援の方も受け入れる体制が出来、ますます利用者様が増えてきております。毎日、感染対策をしながら皆様にトレーニング/リハビリを行っていただいている状況です。
午後は、脳卒中専門の個別リハビリ(自費)サービスを提供しております。
こちらは、マンツーマンのリハビリが1回2~1時間となっており、オープンしてから気づけば1年が経過いたしました。こちらも多くの方に、ご利用いただており、全力でリハビリ/サポートをさせていただいております。
今回も 自主トレを紹介するブログ となります。
前回のブログでは、 脚の位置を感じる練習 を紹介いたしました。
前回のブログと続けて読んでいただくのが宜しいかと思います。
脚の位置を感じる練習 については、こちらをお読み頂けたらと思います。
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~自主トレ~ 脚の位置を感じる練習(脳卒中、脳梗塞、脳出血の方に向けて)
今回は、(麻痺したほうの)脚を正確に動かす練習 を紹介したいと思います。
脚を正確に動かすことができると、自分が思ったところに脚を動かす(運べる)ことができるようになるかと思います。
そうなることで、歩きの際の脚の振り出しであったり、方向転換であったり、そういった場面で脚がスムーズに動かせるようになるものと考えます。
それでは、やり方を説明していきます。
🔶この練習は、椅子に座った状態で行い、靴下を履いた状態か、または足の下に雑巾などを置いて 足が滑りやすい状態で行ってください。
🔶次に、目印となるような物を 7つ 用意して、これを足下に 等間隔 に置いていきます。
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🔶スタート位置は、膝が90°曲がった位置にしてください。
この位置をスタート位置 ⇒ 0(ゼロ)とします。
🔶ここから、目を開けた状態で、麻痺したほうの脚を、膝を伸ばす方向に
1,2,3と足を前に運んでいきます。
🔶その次に、いったん足をスタート位置に戻し、膝を曲げる方向に
-1,-2,-3と足を後ろに運んでいきます。
これを繰り返し行いましょう。
※注意点としては、
🔶目印の横に、つま先が来るようにしてください。
🔶1つ1つの動きを、しっかりと止めて行ってください(例.0から1に足を運んだ際、1のところで、しっかりと足を止める)。
🔶この練習が行えた方は、次に目を閉じた状態で行ってみましょう。
目を閉じた状態で動かした後、思うような位置に足を運べたか目を開けて確認しながら実施してください。
今回の自主トレで、最も大切なところになります!
目を閉じた状態で、ズレがなく足を思うような位置に運べるということは、
頭の中で思い描いた足の位置と、現実的に足を運んだ位置が一緒になるということです。
そうなることで、自分が思ったところに脚を動かす(運べる)ことができるようになるかと思います。
※またこの練習は、
・0 から 3 の位置に大きく動かして足を運んでみたり、
・3 から -2 のところに持っていたりと、
距離感を変えて色々な方法で行ってみましょう(この自主トレを行う方に合った難易度に調整して実施してみてください)。
※麻痺したほうの脚で行うのが、まだ難しい方は
まずは良い方の脚から自主トレを行ってみてください。
※今回の写真は全て、左脚が良いほうの脚、右脚が麻痺したほうの脚を想定しております。
いかがでしょうか?うまく行えたでしょうか?ズレが大きかった方、心配ありません。
繰り返し行うことで、ズレは少なくなっていくと思います。是非続けて行ってみてください。
文章、写真では分かりづらかった方に関しては、同じ内容をYouTubeでも配信しております。
そちらで確認して頂けたらと思います。
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今回多くある自主トレのなかで1つを、みなさんに紹介しましたが、
実際のマンツーマンリハビリでは、多種多様なメニューと、さらに細かく利用者様1人1人に合わせた自主トレーニングを指導しております。
マンツーマンのリハビリを受けたい方、脳卒中の後遺症(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血など)、病院退院後のリハビリでお悩みの方は、お気軽にご連絡ください。
是非私たちを頼っていただいて、一緒に動きの改善・上達を目指しましょう。
リハビリセンター岡崎駅前(リハビリ型デイサービス/脳卒中個別リハビリ)
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