”動きを教える事について” 脳卒中 動きの教室
こんにちは!
リハビリセンター岡崎駅前の飯塚です。
まだ梅雨が続いており、過ごしにくい季節ですね。
本日は、“動きを教える事について”をテーマに話をします。
当施設では、 動きの教室 に力を入れており、私たちの行うリハビリでは、利用者様に立ち上がり方や歩き方、手の運び方など、なにか動きを教える場面が多くあります。
私は新人の頃から、この 動きを教える事について 意識してリハビリを行ってきました。
リハビリの学生時代から、立ち上がりや歩行などの動作について多くの時間を費やし学んできました。
筋肉の動き、脳の働き、姿勢など多くの知識を持っています。
この学んだ知識を どのように教えるか は非常に難しい問題です。
当施設の 動きの教室 の流れとしては、
まずは、利用者様の動作の分析をし、動きのクセを見つけます。
次にリハビリを行う事での改善可能性を考えます。
そこから私たちの持っている知識を基に動きを教えていくのですが、ここで失敗する事が多くあります。
失敗例としては、利用者様を良くしたい思いから、こちらが一辺倒に改善したい動作を説明する時は上手くいかない事があります。
新人の頃は、よく失敗していました。
どうすれば良いか?
それは、利用者様と、 よく会話する 事です。
なぜ会話が大切かと言うと、
利用者様が自分のからだの状態をどの程度理解しているかだったり、
自分の動きのクセを把握しているかだったり、
歩きなら歩きのどこに問題を感じているかをこちらが知る事がとても重要になります。
歩きで言えば、大まかに2つに分けると
脚を支えるほうに問題を感じているのか?
脚を出すほうに問題を感じているのか? に
分かれます。
脚を支えるほうに問題を感じている利用者様に、
こちらが脚を出すほうの説明ばかりしていては
ズレが生じます。
問題点の共有が出来ていない状態です。
これでは上手くいきません。
利用者様と問題点を共有し、そこから一緒になって、動作の改善に向けてリハビリをする事で、動きに変化が出てくる事が多いです。
実際のリハビリでは、こちらから動きを言葉で教えたり、徒手で教えたり、はたまた私たちの作った道具を使って動きを教える事もあります。
指導の一例もご覧ください!
https://www.rehacen-okz.net/2020/06/06/326/
私たち、リハビリセンター岡崎駅前では利用者様との会話を大切にしており、利用者様1人1人に合ったオーダーメイドのリハビリを常にご提供しております。
現在、『7月末まで体験リハビリが3回まで無料』となっており、多くの方に動きの教室等のリハビリを体験していただけたらと思っております。
是非お気軽にお越しください。