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歩行【脚で身体を支える練習】② 脳卒中の方向けて

スタッフブログ

こんにちは。

リハビリセンター岡崎駅前の飯塚です。

 

 

 

今回も、歩行歩きについての話になります。

とくに脳卒中の方に向けて、”楽に歩けるように”をテーマに継続してブログを書いていきたいと思います。

 

前回は 脚で身体(からだ)を支える練習 をおおまかに書きました。

 

 

前回の記事は、こちらを参照ください。

https://www.rehacen-okz.net/2020/08/29/757/

 

 

前回紹介した脚で身体を支える練習の

注意、意識する場所について や 練習の細かいポイント(応用練習)について

今回は紹介していきたいと思います。

 


前回のブログで、脚で身体を支える練習は、

身体の色々な所に注意、意識して行ってみましょうと書きました。

 

本日は、 足の裏の体重移動 の観点から書きたいと思います。

 

 

 

前回のブログでは、脚で身体を支える練習は、体重をかける際は

骨盤を前に動かすイメージで!

と書きました。

 

前回のブログを見て、脚で身体を支える練習を行って頂いた方は、骨盤の動きを意識して

行ってもらったかと思います。

 

 

 

では、今回は意識する場所を変えて、行ってみましょう!

 

 

 

 

歩く際、足の裏の体重移動はどうなるでしょうか?

 

 

 

踵からつま先のほうに体重移動していきますよね。

 

今回は、足の裏の体重移動に意識して行ってみましょう。

やり方は、前回と一緒です。

意識する場所だけ変えてみましょう。

 

足の裏の体重移動に意識して行ってみた結果、、、

🔶脚の支えやすさが変わるでしょうか?

🔶前の脚で身体が支えやすくなり、後ろ脚が軽くなるでしょうか?

🔶または、前回の骨盤を前に動かすイメージで行ったほうがやりやすかったでしょうか?

 

このように、人によって、意識する場所を変えることで、動きやすさが変わることがよくあります。

 

色々と試してみましょう!

 


ここからは、もう少し細かい話になります。

 

 

一般的に、歩く際の足の裏の体重移動としては、まず踵から小趾の付け根に向かい最後に母趾側に移動すると言われております

 

 

この過程をみると、踵からつま先の意識だけでなく、

小趾の付け根(難しい言葉で小趾球)に乗せる もしくは 母趾の付け根(難しい言葉で母趾球)に乗せる

練習も行っても良いかと思います。

 

脚で身体を支える練習のなかで、踵を中心に身体を支える練習小趾球を中心に身体を支える練習母趾球を中心に身体を支える練習を分けて応用練習も行ってみましょう。

 

なかなか頭の中で意識しにくい方は、道具を使いましょう!

 

踏んでも痛くないもの ⇒ 消しゴムなどを踏んで、

その上に身体を乗せるようにして行ってみると良いかもしれません。

 

※写真の赤丸は消しゴムの入っている位置です!

 

このときの支えるコツは、力を入れてではなく(何度もお伝えしてますね)、消しゴムの上に身体を乗せていくような形、前回も例えで出たレンガを積み上げていく形をイメージしてもらうと良いかもしれません。

 

 

消しゴムを使った応用練習も、練習方法としては、前回お伝えした練習から大きくフォームは変わりません。

意識を変えるだけで、まったく別の練習を行っているように感じられますね。

 

消しゴムを使った応用練習では、

足の裏のなかで、どこまで身体を授けることができるのか?

を把握できるようになるのではないかと考えます。

 

踵はもちろん、つま先側(小趾球と母趾球)、3点を意識して行ってもらい、

どこまで身体を授けることができるかを練習してみましょう。

 

そういったことが足の裏でわかることで、立っている時、歩いている時にバランスが

取りやすくなると考えます。

 

これ以上いくと転ぶみたいなものが、わかってくると、

支える脚としては、とても良い脚なのではないかと考えます。

 

 

~楽に歩く方法~【基本的な考え方】のブログで述べた

足裏の後ろ側(踵)で身体を支えることと、足裏の前側(つま先)で身体を支えることが

上手くできれば、歩きがスムースになるといったところは、ここでつながってきます。

 


 

あまり頑張りすぎて、体重を大きく掛けすぎると、転んでしまう恐れもあるため、

そこは十分気を付けて行うようにしてください。

 

 

麻痺したほうの脚で足の裏の感覚が鈍い方は、まずは良いほうの脚から行ってみましょう。

麻痺したほうの脚の手本になります。

 

 

 

歩く際も、踵から小趾球に乗せるイメージを持ってもらうと、楽に歩ける可能性があります。

ただ、もともとの足の形、O脚やX脚、反張膝といった要素、腰の状態によっては、小趾球まで乗せないほうが良い場合もあります。あくまで今回述べたのは、正常に近い歩き方の場合を述べております。

 

やはり、困ったときは専門家に見てもらう必要があるかと思います。

 

当センターでも、その人にあった楽な歩き方、練習方法を指導させていただきます。

 

 

脚で身体を支える練習を行う際は、転倒には十分注意していただき、また手すりなどを使用して必ず安全面に配慮して行ってください。上記練習を行った際の、事故、転倒、症状の変化や当センター以外での施設で生じた事柄に関しては、責任を負いかねますので、予めご了承ください。また効果に関しては、個人差があります。

 


 

リハビリセンター岡崎駅前では、

 

利用者様が体験して感じた言葉の1つ1つを大切にしていきたいと考えております。

 

私たちは、動きと脳のリハビリ専門家として十人十色のリハビリを常にご提供しております。

 

利用者様の 動きの上達を徹底サポート させていただいております。

 

今後ともよろしくお願い致します。


 

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