歩行【脚で身体を支える練習】③ 脳卒中の方向けて
こんにちは。
リハビリセンター岡崎駅前の飯塚です。
今回も、歩行、歩きについての話になります。
とくに脳卒中の方に向けて、”楽に歩けるように”をテーマに継続してブログを書いております。
今回も脚で身体(からだ)を支える練習のブログですが、今回が3回目でラストになります!
脚で身体(からだ)を支える練習
のやり方については、こちらを参照ください。
↓
https://www.rehacen-okz.net/2020/08/29/757/
今回は、脚で身体を支える練習の
さまざまなポイント(注意、意識する場所)について
紹介していきたいと思います。
今までの流れとしては、
最初のブログでは、脚で身体を支える練習は、体重をかける際は、
骨盤を前に動かすイメージで!
と書きました。
2つ目のブログでは、脚で身体を支える練習を、
足の裏の体重移動に意識して行ってみましょう。
と書きました。
やり方は、今回も一緒です。
意識する場所を変えて、行ってみましょう!
今回は4つのポイントを紹介します!!
◎1つ目のポイントは、
頭の位置、を意識してみましょう!
頭が骨盤の真上に来ているかなど、身体全体のバランスを意識しながら行ってみましょう!!
◎2つ目のポイントは、
脚の付け根(股関節)の伸び、を意識してみましょう!
股関節の前側を伸ばすイメージで行ってみましょう!!
🔶注意点としては、
おへその向き、をまっすぐ前に向けるようにしてください!
おへそが大きく右を向いたり、左を向いたりすることで、
骨盤の下にある股関節にねじる動きが加わってしまいます。
◎3つ目のポイントは、
膝の伸び、を意識してみましょう!
膝の裏を 弓を張るようなイメージ で伸ばして行ってみましょう!!
🔶ただし、注意点として反張膝傾向の人は、この意識で余計に反張膝を助長してしまう恐れがあるため、控えた方が良いかと思います。
◎4つ目のポイントは、
足首を閉めること、を意識してみましょう!
足首の前側を閉めることをイメージして行ってみましょう!!
今回紹介したなかで、意識の変化で支えやすさが変わるものがあったでしょうか?
人によって、意識する場所を変えることで、動きやすさが変わることがよくあります。
色々と試してみましょう!
※脚で身体を支える練習を行う際は、転倒には十分注意していただき、また手すりなどを使用して必ず安全面に配慮して行ってください。上記練習を行った際の、事故、転倒、症状の変化や当センター以外での施設で生じた事柄に関しては、責任を負いかねますので、予めご了承ください。また効果に関しては、個人差があります。
今回は一気に4つ意識するポイントを紹介しました。
まだほかにも意識、注意する場所はあります。
たとえば、練習する時に働く筋肉に意識を向けたほうが良い方もいます。
筋肉の働きについては、また改めて、記事を書きたいと思います。
前回も書きましたが、もともとの足の形、O脚やX脚、反張膝といった要素や、
あとは脳機能の状態によっては、今回紹介したポイントでは上手く行えない方もいらっしゃいます。
当センターでは、その人にあった、練習方法を指導させていただきます。
リハビリセンター岡崎駅前では、
利用者様が体験して感じた言葉の1つ1つを大切にしていきたいと考えております。
本日、紹介した練習でも、絶対ここに注意、意識すれば良いというものは、残念ながらありません。
利用者様と私たちと一緒になって、歩きなど動作1つ1つを確認しながら、適切な練習方法を探していく必要性があります。
私たちは、動きと脳のリハビリ専門家として十人十色のリハビリを常にご提供しております。
利用者様の 動きの上達を徹底サポート させていただいております。
今後ともよろしくお願い致します。
リハビリセンター岡崎駅前
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